「吉方位」とは、風水や九星気学において、個人にとって運気が上がるとされる方角のことを指します。例えば、自分の九星に対応する吉方位を知り、その方向を活用して運気を高め、幸運を引き寄せることができるとされています。
吉方位は、風水においては「開運方位(かいうんほうい)」、九星気学においては「吉方(きっぽう)」とも呼ばれます。
吉方位は、九星別の年、月、日別のパワースポットと言えます。
吉方位に向かって行動することで、感じられる効果は個人差がありますが、以下のようなものがあげられます。
仕事や勉強のパフォーマンスの向上
自分の吉方位に向かって行動することで、集中力や創造力が高まり、仕事や勉強のパフォーマンスが向上すると感じる人もいるでしょう。
健康や体調の改善
吉方位に向かって行動することで、身体のエネルギーが整い、健康や体調の改善につながると感じる人もいます。
コミュニケーション能力の向上
吉方位に向かって行動することで、人間関係やコミュニケーション能力が向上すると感じる人もいます。自分自身の内面の充実が、コミュニケーション能力を高めることにつながると考える人もいます。
精神面の安定
吉方位に向かって行動することで、自分自身の内面が安定し、ストレスや不安が軽減されると感じる人もいます。
これらの効果は、吉方位に向かって行動することで自分自身の内面のバランスが整うことによって生じると考えられます。
また、吉方位の効果は、その方位(北、南、西、東など)により違っています。

北は集中力を高めてくれる方位で集中力アップ、お金が貯まる、仕事や事業の発展、健康運、恋愛運、愛情運、子宝運をもたらします。

東北は、チャンスを引き寄せる方位で、陽チャンスがもたらされる、就職・転職運、忍耐力、不動産運、後継者をもたらします。
東は、物事のスタートを意味する方位で、やる気が出る、成長運、 発展運、リーダーシップ、若々しくなる、アイデアが冴える、出会い運をもたらします。

東南は信頼、説得力、人望という意味を持つ方位で、信頼、人脈、仕事運、収入アップ、社交性アップ、結婚運、恋愛運をもたらします。

南は、変化の意味をもつ方位で人気運、悪縁を切る、美容運、アイデア、才能アップ、地位のアップをもたらします。
西南は、癒し、安定、忍耐力、包容力意味する方位で、忍耐力、家庭円満、仕事運、対人運、 不動産運、 努力の継続をもたらします。

西は、社交性、出会い、楽しさ、人気という意味を持つ方位で、社交性、人気運、明朗さ、コミュニケーション能力、金運、商売繁盛をもたらします。
西北は、安定、向上の意味を持つ方位で目上の人から支援、出世運、起業・独立、商売繁盛、勝負運、 財運をもたらします。
例えば、あなたが恋愛運が欲しいなら、「北」があなたの吉方位の年、月、日に「北」に行けばよいのです。
仕事運が欲しいなら、「南西」があなたの吉方位の年、月、日に「南西」に行けばよいのです。
あなたの吉方位は、暦をみればいつ、どの方位が吉方位かが解りますので吉方位への吉方位旅行を計画してみましょう。
吉方位は、9年周期で廻座する九星(本命星)により決まるため、あなたの本命星を知ることから始めましょう。
吉方位があれば、凶方位もある!
吉方位があれば必然的に凶方位も存在します。
九星気学では、凶方位に向かうことは、運気を下げ、悪い結果をもたらすとされています。凶方位に向かうことで、ネガティブな気持ちを引き出し、ストレスや不安を感じることがあるため、避けることが望ましいとされています。
凶方位へ動いたときの厄災の例

凶方位の北へ動くと 新規事での失敗、悪縁、経済的損失、異性トラブル、水難などのトラブルに注意が必要です。

凶方位の東北へ動くと 家系衰退、時代の変化に遅れる、親族とのトラブル、財産を失う、強欲になる、関節た脊髄のトラブルなどのトラブルに注意が必要です。

凶方位の東へ動くと 運気の停止、誹謗中傷を受ける、舌禍を招く、騙される、詐欺に合う、火災に合う、肝臓を患うなどのトラブルに注意が必要です。

凶方位の東南へ動くと 信用喪失、遠方とのトラブル、非常識になる、呼吸器系のトラブル、異性との縁がなくなる、家庭不和などのトラブルに注意が必要です。

凶方位の南へ動くと 地位や名誉の消失、感が鈍る、悪縁を引く、警察沙汰に巻き込まれる、アルコール依存症になる、人との別れがある、家族崩壊などのトラブルに注意が必要です。

凶方位の西南へ動くと 労働意欲の消失、孤立、悪縁を引く、不動産を失う、肥満などのトラブルに注意が必要です。

凶方位の西へ動くと舌禍、大きな失敗をする、経済的に困る、異性トラブル、食中毒、口のや気管支系のトラブル、警察沙汰に巻き込まれるなどのトラブルに注意が必要です。

凶方位の西北へ動くと 新規事での失敗、孤立無援、自信過剰になる、人と対立する、ギャンブル、脳のトラブル、怪我、交通事故に遭うなどのトラブルに注意が必要です。